トウモロコシの収穫が終わりました。
4月29日に82品種と90品種の播種(各10粒ずつ)をして、7月18日~7月28日の間で合計28本収穫できました。
※1株に2~3本実が付いたのでヤングコーンとして摘果もしましたが、最終的に2本収穫した株もあるので、28本という数字になっています。
本来なら、82品種は7月20日頃、90品種は7月28日頃が収穫目安となりますが、今年は天候の関係からか適期はもう少し早かったようです。実をつけている期間が長ければ長いほど虫食い率も高まったような気がしています。
トウモロコシを種から育てることは初めてで分からないことばかりでしたが、いざやってみて失敗もして、次回はこうしたらいいのではないかと思うこともあるので振り返りをしておきます。
来年度実施すること
①発芽した苗について株単位で(親)番号をつけ、雌穂が出たら全てに(子)番号をつけ個別管理する。
例)ひと株に3本雌穂が出た場合:上から1-1、1-2、1-3と採番して札をつけ、その後は、○月○日1-3を摘果、○月○日1-1収穫、○月○日1-2収穫といった具合に記録をつけ、甘みや大きさについても同様に管理する。
⇒収穫した際にその株の雌穂の総数、そのうちいくつ摘果したのか分かるようにし、果実の大きさや美味しさに摘果した個数との関連性があるのか評価してみたいと思っています。1株につき1本育てるのがいいと一般的に言われているが、本当にそうなのか確かめてみたいです。


②確実に受粉を行うため、自然受粉ではなく人口受粉を試してみる。
雄穂に花粉が飛び出している頃を目安に穂を切って、糸状に伸びているひげの部分を別株の雌穂のヒゲにこすって花粉をつける。本数が少なく授粉のタイミングが難しい場合は、雄穂を切り取りジップロックに入れて野菜室に入れておけば1週間保存できる。雄穂を切り取ることでアワノメイガ対策となる。アワノメイガは雄穂から雌穂に潜り込み実まで移動して食い荒らす。受粉後の雌穂に台所用の水切りネットなどをかけておくのも有効だそう。実際に今年の収穫物はかなり虫にやられていたので、来年は可能な限りの防虫対策を実施したい。
※注意点として、トウモロコシは自分の花粉では受粉できないので通常2本以上で育て人口受粉を行う。


③収穫のタイミングを見極め、都度2本ずつとかではなくいっきに収穫して調理する。
と書いてはみたが、トウモロコシ選手権の結果から、朝日がよりあたる前列のトウモロコシのほうが評価が高かったので、先に前列をいっきに収穫しその株を片付け、後列に朝日があたるような状態を数日間キープした後に後列をいっきに収穫してみようかなとも思っています。数日間でどこまで効果があるのか分かりませんが様子を見ながら試してみようと思います。トウモロコシは収穫時期を誤ると美味しさが抜けていくような気がするので、毎日1本ずつ収穫したてを食べようという考えは捨てたほうがいいです。家族や友人といっきに食べてしまいましょう。それでも余る場合は冷凍保存がおすすめです。
| NO | 場所 | 地面からの高さ | 特記事項 | 評価 |
| 1 | 前列 | 50cm | ◎ | |
| 2 | 後列 | 25cm | 脇芽 | ○ |
| 3 | 後列 | 30cm | △ | |
| 4 | 後列 | 50cm | 株に2本 | × |
| 5 | 後列 | 50cm | 株に2本 | ○ |
| 6 | 前列 | 65cm | ○ | |
| 7 | 前列 | 45cm | 芯細め | ◎ |
| 8 | 前列 | 70cm | ◎ |
④追肥をしっかり行う。
追肥について園主からの指示は特になかったが、2度追肥を行うと丈が高くなり実も太くなるようです。
草丈が50cmになった頃(本葉5枚、雌穂が発生する直前)が1回目、草丈が自分の背を超えて雄穂が見え始めた頃が2回目のタイミング、肥料としては米ぬかがおすすめのようです。米ぬかはアワノメイガの被害が軽減されるとあります。方法としては1株あたり米ぬか30gを株の周囲に薄く広くまきしっかりと土寄せするといいそうです。
⑤糖度計を購入し自分たちの感覚ではなくきちんとした数値での評価を実施してみたいです。
トウモロコシの上と下の糖度の違い等もはっきり数値化できたら面白いなと思います。
ざっとこんな感じですが、美味しいトウモロコシはテンションが上がります。
来年みんなで美味しいトウモロコシを味わえるように頑張ります。
【追記】
トウモロコシの畝を片付ける時に刈った苗は、里芋の株が倒れないようにカバーするのに利用している方がいたので来年は流用するのもいいかもしれません。